エンディングノートを作成しましょう
エンディングノートとは一体何なのでしょうか。字面だけみると縁起でもない…と思いますよね。
確かにちょっと縁起でもないネーミングですが実はかなり重要なものなんです。
エンディングノートはこれまでの人生を振り返るもの。それと同時にこれからの人生を充実させるためのものでもあります。
何を書けばいいのか、どんな風に書けばいいのか。このページで一緒に考えていきましょう。
その1:いざという時に備える
エンディングノートの一番の目的はいざという時のために備えおくというものです。
人は年月を重ねるとそれに応じてリスクが高まってきます。そして万が一の事が起きた時ではもう遅いのです。
その時のためにまずは自分の事を書いておきましょう。
自分の事
まずは自分の事について書いておきましょう。
健康の事。どんな病気があってどんなお薬を飲んでいるのか。アレルギーはあるのか。嫌いなものは、好きなものは。そのような事を書いておきましょう
万が一の事があって入院した時に大変役に立ちます。
家族や友人の事
次に家族の事について書いておきましょう。何かあった時に誰に連絡すればいいのか。誰に介護をお願いしたいのか。そういった事を書いておきましょう。これも万が一の事があった際大変役に立ちます。
加入している保険の事
急な入院、急な手術となった場合少なくない現金が必要となる場合があります。
その時に心強いのが加入している保険です。しかし、万が一に備えて加入している保険もその存在が知られていなければ役立てることができません。
ご自分で手続きが出来なくなった場合に備えて加入している保険の事を書いておくといいでしょう
その2:これからのライフプランの事
ライフプランとは言い換えればこれから誰とどういう人生を送っていきたいのかという事です。
そのためにはどれくらいのお金が必要なのか。自分を取り巻くお金の状況はどうなっているのかを把握しておくのは重要です。
有価証券や不動産の事
若い時に投資した有価証券や不動産の事はあいまいになりがちです。特に相続した有価証券や不動産は分割して所有している場合がありご本人以外の把握が難しい場合があります。この機会に一度ご自身の財産について整理しておきましょう。
年金の事
いくら年金をもらっているのか。将来にわたってどれくらい年金がもらえるのかを整理しておくのはこれからのライフプランを決めるうえで極めて重要です。公的年金だけでなく他にも年金をもらっている場合はどれくらいもらえるのか整理しておきましょう。
貸金・借金の事
お金を貸していたり借りていたり。そういった事を整理しておきましょう。特に貸金については口約束で済ませている場合も多くありますのでこの機会に書面に直しておくのもいいかもしれません。
その3:エンディングを迎えた後について
最後はエンディングを迎えた後についてです。
財産の行く先については遺言書に記しておく必要があります。
しかし、遺された人にとって最も重要なのはあなたとの思い出ではないでしょうか。あなたの大切な思い出やご家族との重要なイベント。子供の時の事、先祖の事など是非書き記しておいてください。他にも葬式やお墓の事。遺言書の有無や終末医療の事など書いておくとよいでしょう。とにかく皆さんに知っておいてほしい事を全て書いておいてください。エンディングノートを作成する上でこれが最も重要です。
最後に
色々書きましたがエンディングノートは一度に作成する必要はありません。気が向いた時に少しずつ進めてください。そして思い出を振り返りつつこれからの人生をどう過ごすのか。ライフプランを改めて考えてみてください。
何を書いていいか分からないということであれば市販のエンディングノートを購入してみるのもよいでしょう。また相談にのってほしいとのことであれば、ホープ終活サポートセンターではエンディングノートの作成のお手伝いを承っております。初回相談は無料。さらに相談していただいた方にはエンディングノートをプレゼントしていますのでお悩みの方はお問い合わせフォームより是非ご連絡ください。